大学の理念及び教育目的
キリスト教の精神に基づき、「全人的な神の人を養成」することを大学の理念とする
教育目標と人材像
キリスト教市民意識(Christianity)とクリエイティブな革新力量(Creativity)で持続可能な社会を実現するために、献身(Commitment)する3C型人材を養成
大学の理念と教育目的
全人的な神の人を養成
キリスト教市民意識と創意的な革新力量で持続可能な社会を実現するために献身 する人材養成(3C型人材)
教育目標
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キリスト教市民意識(Christianity)
キリスト教による価値観
道徳的な豊かさ
共同体意識 -
クリエイティブな革新力量(Creativity)
クリエイティブな問題解決能力
知識基盤の革新能力
未来社会の先導能力 -
持続可能な社会のための献身(Commitment)
持続可能な発展志向
専門家的革新追求
人類社会のための献身
人材像
キリスト教市民の意識とクリエイティブな革新力量で持続可能な社会を実現するために尽くす人材
革新的力量
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キリスト教的道徳力
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グローバルコミュニケーション力
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創意的思考力
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現場職務遂行能力
教育課程
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教養 教育
未来社会の市民が備えるべき人文教養, コミュニケーション、 先端技術などの素養を培う教育
未来社会のための人文教養教育及び集団知性と疎通
協力教育持続可能発展のための倫理意識と社会的責任教育
第4次産業革命時代の創意
融合的思考教育 -
専攻教育
未来技術、未来文化、未来社会領域の持続可能 な発展に求められる融・複合力量および創意革新 力量を育てる教育
多学問適用
複合教育地域社会-大学連携教育
企業現場オーダーメード型教育
プロジェクト基盤創意教育 -
非教科教育
教養と専攻教育課程で習得した知識の 深化と力量の強化を通じて 現場適用能力を身につける教育
創意·融合能力の強化
融·複合分野の知識深化
クラスター基盤現場学習
オーダーメード型就·創業教育
特化戦略
融 ·複合中心の共生·協力クラスター基盤の特化
キリスト教市民の意識(Christianity)

キリスト教価値観
今日、我が社会には様々な反人倫的犯罪が起きており、様々な社会構造的問題が指摘されている。 これを社会学者は価値の混沌と価値不在の現象と言う。 したがって、 この社会の指導者なら当然正しい人生の基準を提示できる正しい価値観を持たなければならない。 聖潔大学は、この時代を率いる指導者が持つべき代案的な価値観として、 聖書を正確に「無辜な神様のお言葉」として受け入れることを基本土台に、この世を聖書の光で眺めて解釈し、人生の基準とビジョンを提示する人、正しい真理の尺度を提示して正義を立てることができる指導者の養成を目指している。
道徳的品性
社会は急速に発展しているが、人々の精神は相対的に衰退している。社会のほぼすべての領域で、各種不正と不道徳な犯罪が絶えず繰り返されている。さらに、すでに始まっている第4次産業革命の時代を迎え、 新しい情報、知識、技術などが悪い目的に悪用されるとしたら、その結果は想像もできないほどひどいものになる。したがって、この時代は何よりも失われた道徳性を回復するのが急務であり、 道徳的品性を備えた社会の一群を育てるのが大学の最も貴重な任務の一つだ。道徳とは真理に従って善を追求し、本人と他人に有益な結果をもたらす功利的な意味を持つ。 聖潔大学は、良心と正義、そして高い道徳的品性を持った美しい人間像の実現を目指している。
共同体意識
先端知識基盤の知能化が支配している今日の社会は、個人主義と利己主義がさらに広まっている。競争と対立に突き進む現代社会の誤った価値観は、人間の心性を荒廃化させるだけでなく、現代人に孤立化した生活方式を強要する。このような歪んだ価値観と社会環境では、真の意味で個人の自己実現や社会発展は期待し難い。聖潔大学は、現代社会の個人主義と利己主義的風潮に染まらず、成熟した人格と品性に基づいた健全な個人的発展を目指すと同時に、共同体意識を育成するための教育的努力を傾けている。これを通じて、個人と社会の相互発展的な関係で要求される個人的な徳性と資質を積極的に開発·伸張させ、脱自我的でオープンな人間関係と社会活動を通じて「共同体意識」を備えた温かく美しい品性と知性を兼ね備えた真の民主市民を養成する。
クリエイティブな革新力量(Creativity)

クリエイティブな問題解決能力
人類が現在のような高いレベルの文明を築き上げることができたのは、創意的な問題解決能力によるものだ。「特に、今日のような第4次産業革命の時代においては、創意的な問題解決能力がさらに求められている。」 創意的問題解決能力は自然と人間と社会のあらゆる現象に対して不断の関心と好奇心を持つことから始まる。既存の学問と理論が説明できる部分と説明できない部分を明確に探し出して限界点を補完し、 ベールの中に隠された現象を理解可能な法則や原理で説明する能力だ。また、創意的な問題解決能力は、真理を発見しようとする粘り強さと情熱の姿勢を求め、 特定の状況の中で提起された問題を解決するのに最も効率的で適切な方法を見つける科学的な探求方法を伴う。日常生活でぶつかる様々な問題を正確に理解し、様々な新しい解決代案を探索し、 それに対する検討と検証の過程を経て最善の解決策を選択することがまさに創意的な問題解決能力である。 聖潔大学はこのような創意的な問題解決能力を持った人材を養成する。
知識基盤の革新能力
情報通信技術を基盤とする知能化により、人生のすべての領域で画期的な変化が起きている。人間固有の能力とされていた知識の創出、そして蓄積および活用能力を人間によって作られた機械とソフトウェアが保有するようになる人工知能時代が到来したのである。 これは、より速いスピードでより多くの良い知識が作られ、より蓄積される世界に転換することを意味する。聖潔大学は人工知能を活用して世の中のためにもっと価値あるものを作り出し、画期的な生活の質の向上を可能にする知識基盤革新能力を育てる教育を目指している。
未来社会の先導能力
未来社会は産業技術、社会、環境、政治経済、教育面において多様で急激な変化が予想されている。産業技術の側面では、情報通信技術と産業構造が高度化し、脳科学およびバイオ技術の発展、知識の融合·複合と人工知能の普遍化がなされるだろう。 社会的な面では高齢化、ウェルビーイング追求、家族形態の多様化、多文化が深化し、環境面ではグリーン成長、エコ追求への要求がさらに高まるだろう。政治·経済の側面では、政治の先進化、成長と分配の均衡、統一時代の準備、低成長と階層格差の解消、 大企業と中小企業の同伴成長に向けた努力が続くだろう。教育面では伝統的な大学の役割の再確立、オンライン教育の拡大、学問間連携及び産学協力の拡大が起こるだろう。聖潔大学はこのような未来社会の変化を正しい道に先導できる能力を育てるよう、教育課程と教育方式の持続的な革新を追求する。
持続可能な社会のための献身(Commitment)

持続可能な発展志向
持続可能な発展は経済と社会が依存する天然資源と生態系サービスを自然システムが持続的に提供できる能力を維持しながら人類発展の目標を満足させるプロセスと定義される。持続可能な発展は未来世代のための経済発展、 社会発展、環境保護に焦点が当てられており、未来世代の要求を満たすために必要な有限の資源を維持するためのものである。自然生態系の保全性、安定性、美的毀損がなく、 人間の必要とするものを持続的に充足できる生活条件と資源使用が可能な人間社会のあるべき未来の状態を目標としている。持続可能な発展は環境領域だけに集中するのではなく、 経済、環境、社会領域をすべて包括する。さらに、より満足できる知的、感情的、倫理的、精神的な生活を達成するための文化領域までも含まれる。聖潔大学は持続可能な発展を目指す未来世代のための人材養成を目標としている。
プロフェッショナルな革新追求
現在の多くの職業と仕事は機械とソフトウェアによって代替されたり消えたりするはずであり、これにより才能と素質に合った分野で専門知識を活用する専門家になれないと仕事を維持することさえ難しくなると見込まれている。 また、様々な学問分野の融合·複合が加速化しており、以前は想像もできなかった革新的な製品とサービスは急速に開発されている。 「現在よりさらに高いレベルの価値を人と世の中に提供するために、 以前とは違う新しさを絶えず追求するのが革新だ。」 聖潔大学は才能と素質を啓発して今よりもっと良い世の中を作るために専門家的革新を追求する人材の養成を目指している。
人類社会のための献身
我々は皆、人間らしく生きることを望んでおり、そのような生活が保障される人類社会の建設を切望している。しかし現実を見ると貧しくて疎外された人々はますます相対的な貧困感に苦しんでおり、 自然環境の変化と社会内部の葛藤によってまだ多くの人々が絶対的貧困と疾病によって人間らしい生活とはほど遠い生活を営んでいる。私たちは自分たちだけのための利己的な心を打破し、 人類社会の共同発展と繁栄のために献身しなければならない。聖潔大学は地域社会の発展のために献身することから始まり人類社会の持続可能な発展のために献身できる人材の養成を目指している。